昨日、お昼休み前後の時間を利用して、
弊社オリジナル家具を製作していただいている工場に製造工程の視察に行ってきました。
製造を依頼しているのは、
九州産ヒノキチェストなごみ120センチ幅4段【国産家具】【完成品】【宅内設置】
です。
工場は弊社事務所から車で5分の有限会社遊樹さんです。
これは、タンスの側面や天板、引出しの棚に使用する芯材です。
外から見えない部分なので、通常安価な木材やMDF・パーチクルボードなど接着剤がたくさん使われている
物が使われたりしますが、ヒノキチェストなごみは林野庁の木材利用ポイントの交換商品の為、
重量の半分以上を国産材にしなければなりません。
ですので、芯材を国産杉材にしています。
これは、引き出しの箱を作る時に、ロッキング構造という組み方をするときに使う機械です。
安価な製品の引出しは通常ダボ組という組み方をしますが、
引っ張る力に弱いため、チェストなごみはロッキング組という組み方で強固に組んでいます。
写真の右側に板の端が凸凹になっていると思いますが、箱組の時にこの凸凹同士を組み合わせて接合します。
塗装現場です。
ヒノキチェストなごみはオイル塗装の為、工場の一角で行うことができます。
化学物質を使うウレタン塗装の場合は、こんなにオープンな場所では作業できなく、
専用の塗装場で塗装します。
これもにおいも少なく安全なオイル塗装だからできることです。
塗装が終わった引出し前板を乾燥させています。
スタッフも熱心に聞いています。
最後にタンス本体に引き出しを入れたら完成です。
この工場のこだわりの部分も聞けて良かったですし、
ほんとに家具や使われるお客様の事を考えて作られていると感じました。