今日はショールームに置くカウンターの材料を見に、
同じ大川市内にある「高田製材所」さんへスタッフと行ってきました。
https://mokuzaikan.com/
使う材料はウォールナット材の一枚板、
長さ240センチ×奥行き50センチのとリクエストしていましたので、
事前に用意していただいていました。
無事に使用する木材が決まり、
めったに見れない製材の様子も見せていただきました。
今日は楡の木だったのですが、切り方によって材木の価値も変わるので、
真剣そのものです。
社長の高田さんの言葉です。
製材前には原木をよく観察して、どの角度で鋸を最初に入れるかを決定する。
製材の途中で傷が出てきた時は、微調整しながら目的の板を取っていく。
これを木取りという。 木は製材の過程で必ず曲がる。
鉄などと大きく違う木の特徴である。
長年にわたる成長の過程で風などに対し抵抗する力が木の中に蓄えられる。
これを木の応力という。
鋸を入れる時には応力が解放されるため木が外に曲がろうとする。
この応力をうまく抜いてあげながら製材することが肝要である。
目利きのプロとして大川の家具業界をそこから支える材木やさんは、
家具の街大川にとっても重要な存在です。
高田製材所さんは、敷地内に「木彩館」という1枚板を常時展示している施設もあるので、
そこも見学させていただきました。
お忙しい中ありがとうございました。